コピーライター・こやま淳子

祝・働き方改革

某家電メーカーに勤めるエンジニアの友人と話していたら、
先日の「思いつきの科学」を裏付けるような話があった。

何かひとつのことをずっと考えさせたグループと、
途中でストップさせて、別のことをさせたグループでは、
別のことをさせたグループの方が思いつくアイデアの量が多かったという。
(かなりうろ覚えなので表現はいい加減だけど、意味は合っていると思う)

確かにわかる気がする。
すごく時間があって、じっくり考えられるぞと思っていても、
意外とそういうときは夜になってもたいしたアイデアが浮かんでいないことが多い。

反面、忙しかったり、または途中なにか別の用事が入って
考えを中断しなければならなかったときの方が、
短時間にパッといいアイデアが浮かんだりするものだ。

昔、やたら長い打ち合わせがあったけれど、
あれが本当に私は苦痛だった。
4時間、5時間、ひどいときは12時間の打ち合わせなんていうのもあった。
夜の7時に集まって、解散が2時。翌日また7時に集まるとか。
特殊な例ではなく、そんな打ち合わせ山ほどあった。

しかしいまはだいぶ変わった。
「スマートワーク」やら「働き方改革」の名のもとに、
そういう打ち合わせはかなり減った。
もしかしてまだやってるチームもあるのかもしれないけれど、
私の関わっている仕事に関していうと、皆無である。
いい時代になった。

そんなことではいい仕事できない、なんていう同業者もいるけれど、
私は本当に助かっている。
そもそも体力がない。睡眠不足に弱い。飽きっぽい。お腹が好きやすい。夜は飲みに行きたい。
そういう性質なので、長い打ち合わせが本当に苦手なのだ。

でもそれは、なによりも長い打ち合わせからいいアイデアが生まれない気がしていたからに他ならない。
人間、ひとつのことを続けて考えるのには限界があるのだ。
私がサボり体質だからではなく、科学的見地からそうなのだ。
理系の人が言ってたから多分間違いないと思う。

これからも私はひとつのことを長時間考えることなどせず、
夜は飲みに行って、ぐっすりと眠りたいと思う。

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