コピーライター・こやま淳子

企画って、ちょっと憂鬱なときがいい。

どうしてなのかはよくわからないけれど、企画やコピー、何かを考えなきゃいけない際、
ちょっと憂鬱なときのほうがいいアイデアが出やすい気がします。

幸せな恋をしているときよりも、せつない恋をしているとき、
仕事が順調なときよりも、なんだかちょっとうまくいかないなあ、というとき、
(この「ちょっと」というのがポイントではありますが)

「いいねー」と言われるような企画やコピーって、
そういうときのほうが、どうも出やすい。

もちろん幸せな状態というのはそう長くは続かないので、
結婚してる人より独身の人のほうがいい企画が出るとか、
そういうことではないんですけど。

これは脳って何か欠けてる状態を埋めようと働く機能があるのではないか、
と、私は勝手に思っています。
逆に満足してしまうと、「やれやれ、よかった」と仕事をやめてしまうのではないか。

だから、いい仕事を連発できる人って、きっと満足しない人なんだろうなあ。
いつも何かに飢え、渇望している状態なんじゃないでしょうか。

昨今は与えられた日常に満足することが幸福になる秘訣だ、という論調ですが、
「満足しない力」というのも確実にあるような気がしている私です。

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